■コロナワクチン以降、がん患者が増えたの報告も
また、24年に京大名誉教授らが、ワクチン接種後にがん超過死亡率が上昇しているという内容の論文を発表し、衝撃が走った。
「論文では、21年の1、2回目のワクチン接種後に、一部のがんによる超過死亡、つまり一時的に死亡者数が増加したことが観察され、3回目接種後は、すべてのがん、および白血病や前立腺がんなどの特定の種類のがんで有意な超過死亡が観察されたと説明。つまり、ワクチン接種により、がんによる死者が増えているというんです」(同)
ファイザー社などの製薬企業を有するアメリカは、トランプ新政権下、世界保健機関(WHO)からの脱退を発表。さらに、「トランプ大統領は、過去に、“自閉症はワクチンが原因で引き起こされている”などと発言をした、ワクチン懐疑派のロバート・ケネディJr.氏を厚生長官に指名しました。アメリカはワクチンの賛否による国民の分断が社会問題となっています。彼の起用が、どんな影響を及ぼすのか注目です」(全国紙外信部記者)
世界がワクチンの功罪に目を向ける中で、日本は24年10月から、65歳以上の高齢者などを対象に8回目の定期接種を開始。使用される新型のワクチンが物議を醸しているという。
「これまで使われていたファイザー、モデルナ、第一三共の各社の“mRNAワクチン”に加えて、新たに日本の『Meiji Seika ファルマ』が生産する“レプリコンワクチン”が使われています」(前出の医療ジャーナリスト)