■名医がレプリコンワクチンに警鐘を鳴らす理由とは

 これまでのワクチンとの違いは何か?

「mRNAワクチンは、コロナウイルスの“スパイクタンパク”という部分の遺伝情報の一部(mRNA)を体内に入れることで抗体を作るという仕組みです。

 レプリコンワクチンは、さらに、そのmRNAが体内で自己増殖する機能を付けたものです」(前同)

 mRNAが体内で自己増殖をする分、少量の投与で効果が長続きするとされている。

 しかし、これに警鐘を鳴らすのは、分子病態学や活性酵素研究の国際的権威で、『きょうから始めるコロナワクチン解毒17の方法』(方丈社)などの著書がある、大阪公立大学名誉教授の井上正康氏だ。

「mRNAワクチン自体に根本的な問題があります。新型コロナウイルスがスパイクタンパクを介して血管組織に感染すると、血管が障害されて血栓が生じます。mRNAワクチンで産生されたスパイクタンパクでも、同じ現象が起こります」

 実際の健康被害について、井上氏は、こう続ける。

「血栓が脳や心臓の血管を塞ぐと、脳梗塞、神経障害、心筋梗塞にかかります。mRNAワクチンは免疫抑制作用もあり、免疫防御機能が乱れ、帯状疱疹や、がんになるとの論文報告もあります」(井上氏=以下同)

 症状は多岐にわたり、22年3月に、『米国食品医薬品局(FDA)』が敗訴して、公開されたファイザー社内部資料では、<ワクチン接種後の1291種類もの有害事象が起こった事実が記載されている>(井上氏の著書『マスクを捨てよ、街へ出よう』より)という。

「mRNAが自己増殖するレプリコンワクチンは、より危険。遺伝子の増殖を制御できず、体内で予想もできない障害を誘起する可能性があります」