■「激太り」と「映画の内容」がシンクロ現象を起こしたばかり

 ちなみに、東出が昨年出演した映画『天上の花』は、“実在の詩人・三好達治(東出)と女性たちの愛憎劇を描く” というものだった。

 唐田が主演した『の方へ、流れる』は、“不倫やフランスなど、どこか現実の唐田、東出・杏元夫妻などを連想させるフレーズが出てくる”というもので、それぞれシンクロ現象を起こしていたことも当時、話題となった。

 また、シンクロといえば“激太り”も――。

「『Winny』は2000年代前半に起きたファイル共有ソフト『Winny』による違法アップロードの横行と、その開発者である金子勇さん (享年42)が逮捕された実在の事件に基づいて作られた作品です。東出さんは当時の“金子勇”を再現するにあたり、18キロも増量して役作りをしたことを明かしています」(前出の映画ライター)

※映画『Winny』公式ツイッター『@winny_movie』より

 映画には金子氏の実姉も協力しているが、『Winny』を手掛けた松本優作監督は「(金子氏の姉が)東出さんの姿を見て号泣された」「そこに魂が移ったような瞬間があったんじゃないか」とコメントしている。東出がしっかりと役に入っていた証拠だろう。

「役作りで増量といえば、唐田さんも同じ。唐田さんはゆりやんレトリィバァさん(32)主演の連続ドラマ『極悪女王』(Netflix)の撮影中ですが、唐田さんが演じるのは1980年代に空前の女子プロレスブームを巻き起こした女子プロレスタッグ『クラッシュギャルズ』の長与千種さん(57)。

 写真誌などでは、唐田さんが役作りで10キロも増量して顔の輪郭も激変していたことが報じられていました。マスクをしていても分かるくらい鼻や頬周りがパンパンになっていましたね。

 東出さんと唐田さんで合計28キロも増量して、それぞれ役に臨んでいたということですよね。再起に向けての役者魂が伝わるエピソードではあるですが……」(前同)

 また、現在、東出は関東地方のある山の山小屋を拠点に、狩猟をしながら半自給自足の生活を送っていることを公言しているが、そこでも思わぬシンクロ現象が……。