2023年1月期のドラマ界の王者が決まりそうだ――。

 安藤サクラ(37)主演でバカリズム(47)が脚本の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)は、1月8日放送の第1話の世帯視聴率が5.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)だったが、着実に数字を伸ばし続けている。3月5日放送の第9話では番組史上最高の世帯視聴率7.1%を記録した。

「『ブラッシュアップライフ』が放送される日曜の22時半は、いつもドラマに関連するワードがSNSのトレンド上位にあり、反響の多さがうかがえます。

 ですが、世帯視聴率を伸ばし続けている以上にスゴいのが、3月5日放送の第9話は櫻井翔さん(41)主演の『大病院占拠』(日本テレビ系)を上回るコア視聴率を叩きだしていることですね」(テレビ誌編集者)

 コア視聴率とは、テレビ各局が重要視している「コア層」と呼ばれる13歳から49歳までの視聴者の視聴率のこと。

「3月4日放送の『大病院占拠』は、世帯視聴率が7.6%、コア視聴率が4.2%でしたが、3月5日放送の『ブラッシュアップライフ』第9話のコア視聴率は5.0%と『大病院占拠』を初めて上回ったんです」(前同)