■第1位は時代設定になじめない視聴者多数
そして第1位(21.0%)は、『いだてん~東京オリムピック噺~』。
2019年放送の中村勘九郎、阿部サダヲダブル主演『いだてん~東京オリムピック噺~』は、宮藤官九郎が脚本を担当したことも話題になった。オリンピックの歴史をテーマに、1912年のストックホルム大会から1964年の東京大会までを中村演じる日本初のオリンピック選手・金栗四三、阿部演じる日本にオリンピックを招致した田畑政治という2人の主人公をリレーする形式で、オリンピックに関わった日本人の姿を描いた。
一方、ストーリー展開の複雑さや近現代が舞台ということで離脱する人も多く、平均視聴率が大河ドラマ史上歴代最低となる8.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録してしまった。
「テーマにあまり興味が湧かなかったし、題材も現代に近くて魅力を感じなかった」(51歳/女性/主婦)
「近代ものはイマイチ」(52歳/女性)
「大河より朝ドラ枠で放送してほしかった」(51歳/女性/主婦)
「コミカルになりすぎた。ノリが合わなかった」(42歳/女性/主婦)
「昭和より前の話のほうが大河ドラマらしいから」(50歳/女性)
「時代設定が近すぎた」(49歳/女性)
「テーマにあまり興味が持てなかった」(53歳/女性/主婦)
「個人的に引き込まれるものがなかったので脱落した」(52歳/女性/営業・販売)
「主人公にあまり馴染みがなく、盛り上がらなかった」(54歳/女性)
「あまり感情移入ができなかったから」(53歳/女性/主婦)
