■俳優陣のスケジュールも今夏~来年2月はベストタイミング

『VIVANT』続編を巡っては、5月21日配信のWEB版『女性自身』に、2026年7月クールの連続ドラマと、同年12月公開の劇場版が予定されていると報じられている。ドラマは今年の8月から来年の2月頃まで撮影が予定されていて、東欧の親日国・アゼルバイジャンでの海外ロケも行なわれると記事では報じられていた。

 本サイトも以前から情報をキャッチしていて、続編撮影に向けてすでに準備が進んでいるのかを4月末の時点でTBSに問い合わせている。その際、期日までの回答はなかった。

「報道通りであれば放送は1年後になりますが、現時点で正式に続編の制作を発表するというのは考えられる話です。それというのも、近年はSNSで目撃情報がすぐに拡散されてしまうため、ロケが必要なドラマはロケ開始前に情報解禁をすることが多いんです。

 ましてや『VIVANT』は、日本中で大ブームになったメガヒット作品です。その続編を撮るとなれば、少しの動きでも漏れ伝わってしまう恐れがある。そのため、今回の放送1年前に発表するというのもあり得るでしょうね」(制作会社関係者)

 報道通りなら、迫る『VIVANT』の撮影――前作から続投すると見られている俳優陣のスケジュール的にも、タイミングは良いと見られる。

「特に準主役・野崎守を演じた阿部寛さん(60)、前作では第4話でフェードアウトした小日向文世さん(71)、乃木(堺)の部下・黒須駿を演じた松坂桃李さん(36)、最終版で仲間になったバルカ共和国の青年・ノコル役の二宮和也さん(41)の4人は、今夏から来年2月までの間でなければ、長期ロケが難しいとも見られています」(前同)

 阿部は現在放送中のTBS日曜劇場『キャスター』に主演として、小日向はTravis Japan・松田元太(26)主演のフジテレビ火曜9時ドラマ『人事の人見』に“物語のカギを握る主人公の上司”役で出演中。両ドラマとも6月3週(15日~21日)に最終回を迎えることから、以降は長期ロケをする余裕があると考えられる。

 そして松坂は、2027年放送のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主演が決定している。大河ドラマの撮影は基本的に放送前年、『逆賊の幕臣』の場合は26年6月から始まるため、それ以降は別の長期撮影は難しくなるだろう。