■“事務所大モメ退所タレント”の代表格も「フジ月9」出演へ

「所属事務所を2022年8月末に退所したのを機に、芸名だった“岡田健史”から本名に名を改めた水上恒司さん(23)も、7月期のフジの月9で出ると聞こえてきていますね。

 水上さんの場合、事務所社長との関係が悪化し、2021年に所属事務所との契約解除を求めて裁判所に仮処分を申し立てたところ、“2023年3月末の所属契約満了まで同事務所所属のまま活動し、満了後は契約を更新しない”という内容で合意。

 その後、水上さんは仕事がほぼゼロ状態の“空白の9か月間”を過ごし、結局、水上さんと前事務所は2022年8月末に契約を前倒しにして、同事務所での活動を終了させました。

 その後、水上さんは、クリエイターのマネジメント、プロデュースを手がける合同会社へと業務提携する形になりました。同会社は2022年4月に設立したばかりの新しい会社で、”私の夢を実現するのに最高のチーム”と、水上さんは絶賛しています」(前出の芸能プロ関係者)

 そんな泥沼のトラブルのあった水上だが、趣里(32)主演の2023年後期放送予定のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』では“日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司で花田鈴子(趣里)と惹かれ合っていく村山愛助”役に抜擢。主人公の相手役という重要なポジションである。

『ブギウギ』での起用については、NHK大河ドラマ青天を衝け』で水上と一緒に仕事をした福岡利武プロデューサーは「今回も激動の愛助の人生をみずみずしく心情表現豊かに描き出してくれると思います」と、太鼓判を押している。

 そのほか、3月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)のグラビアコーナー『原色美男図鑑』に出演したり、2月28日にはスキンケアブランド『ラロッシュポゼ』のアンバサダーに就任したりと、仕事は好調。

 2月9日には公式ツイッターでは、これまでと180度違う金髪かつ、ひげを蓄えた姿を公開。スタッフの《何故金髪なのか!?それは・・・どうぞお楽しみに》という意味深なコメントも相まって、

《ヤンキー的な金髪は嫌いだけど、これは❕何と、品があって綺麗だし〜。これまたビックリ。似合ってますねえ。》《金髪、、!!かっこよすぎ!!ワンピースのサンジみたい》《お芝居の役で…ですよね?楽しみだな》

 と、ファンが興奮で沸き立っているのだ。以前から演技力に定評はあったが、新たな姿を見せてくれることだろう。

「水上さんは円満とは程遠い、相当大揉めの辞め方をしたのに、仕事はV字復活で、フジ月9にも出るという話。福岡プロデューサーのコメントもそうですが、やはり使いたくなる、魅力ある役者なのでしょうね。

 そして同じく“独立俳優”である高杉真宙さん(26)も、水上さんと同じ事務所出身でした。水上さんほどは揉めてはいない印象ですが、やはり強引な部分はありましたよね」(前同)