■結婚式は平日に30分、百人一首はいっぺんに3枚取れて5分
この「効率志向」は人生のセレモニーにまで波及。ある結婚式場では、超短時間プランを提供しており、入場からスピーチまで30分で完了し、残り30分は写真撮影に充てるというスタイルだとか。平日なら費用も7万7000円とお手頃で、「親族だけで気軽に行いたい層には合っている」と好意的に受け止められています。
ゲームにもタイパの波が到来。かるたの「百人一首」も例外ではありません。体験型の新しい百人一首では、覚える句を12に絞り、同じ札が3枚入っていて1回の読み上げで3枚取れる仕様。試合時間は約5分で、従来とはまるで別物ですが、短時間で達成感が得られる“タイパかるた”として注目を集めています。