日本の偉人史上、屈指の人気を誇る織田信長。2023年初頭、ジャニーズの“トップ俳優”2人が同時期に信長を演じ、どちらも大いに注目を集めている。

木村拓哉さん(50)と岡田准一さん(42)が、1月から“織田信長”として活躍していますよね。

 木村さんは1月27日公開の映画『THE LEGEND&BUTTERFLY(レジェバタ)』、岡田さんは1月8日スタートの、松本潤さん(39)が主演するNHK大河ドラマどうする家康』で、それぞれ織田信長を好演しています。

『レジェバタ』は、木村さんの演技は好評ながらも“かなりの赤字になる”とも言われていますが……」(ワイドショー関係者)

『レジェバタ』は、東映創立70周年記念作品でもある大作映画。木村の演技やシナリオの評判は悪くなく、リピーターも多いことも手伝い、興行収入は20億円を突破したことが2月21日に明らかになっている。

「ただ、『レジェバタ』は製作費と宣伝費がとんでもない金額になってしまったともっぱらですね。東映は“興収50億円を超えたい”と意気込んでいると言われ、まだ目標には届いていません。2月21日以降、興行収入については公式の続報がなく、“そろそろ数字が打ち止めか”とも考えられています。

 加えて、“総製作費20億”というのも、実際は大友啓史監督(56)が細部にまでこだわりにこだわりまくった結果、30億円に近い製作費になったともささやかれており、同じく想定を上回る額になったという宣伝費を合わせると総額はとんでもないことになっていると言われています。下手したら10億円くらい赤字が出るんじゃないかと……。

 作品の満足度は高く、“役者・木村拓哉”を語るうえで欠かせない名作となってはいるんですが……」(前同)