■主題歌に対しては「ジャニーズを刺激しすぎ」という声も
前出の芸能プロ関係者は話す。
「もちろん、主演は草なぎさんでしたが、“ジャニーズの草なぎ剛”として携わったことで生まれたのが“戦争シリーズ”なんです。それなのに、すでに草なぎさんが事務所を独立しているにもかかわらず制作され、“戦争シリーズの最新作！”としてＰＲしたり、過去の２作品を再放送や配信したりするのに、ジャニーズサイドに何もしないのは筋が通らないよね、ということですよ」
加えて、『罠の戦争』のエンディングテーマ『ＢＥＴＴＩＮＧ』の存在も、今回の“話し合い”に大きく絡んでいたのでは、と言われているという。同曲は韓国の男性アイドルグループＳＥＶＥＮＴＥＥＮと、あの“辞めジャニ”によるコラボ楽曲だ。
「草なぎさんの仲間、香取が主題歌を担当しているんです。ＳＭＡＰ解散時のいざこざなどから、草なぎさんと比べても、現在もジャニーズの上層部との関係は良くないとされています。そんな彼の楽曲を、今回のデリケートなドラマのエンディングテーマに“押し込んで”しまったと。さすがに、多くの業界関係者の間でも“さすがにジャニーズを刺激しすぎ”という声が上がっていましたね。
ただ、そうした一部始終は今回、カンテレの制作現場の主導で進んでいったという話ですよね。だから、局の上層部は、草なぎさんの６年ぶりの主演作『罠の戦争』の制作を円滑に進め、成功を収めるためにも、ジャニーズサイドと話し合いを行なった、と言われていますね」（前同）
１月１６日に初回がスタートし、３月２７日の最終回まで毎週のようにトレンド入りするなど話題作となった『罠の戦争』。その制作の裏側では、さまざまな“思惑”が入り乱れ、そしてそれを上手く調整する“交渉の戦争”があったのかもしれない――。
