■マイタケやパイナップルと一緒に冷凍肉を漬け込むと…
外国産特有の硬い肉質を柔らかくするには“物理的”に手を加えるのが良い。
「分厚い肉なら、赤身と脂の間にある透明な筋に包丁で切れ込みを入れたり、フォークで何回も刺して繊維をほぐすと良いでしょう」(田中えり子氏)
マイタケやパイナップルといった食材と一緒に、肉を漬け込むのもお勧めだ。
「これらの食材には肉を柔らかくする酵素が豊富に含まれているので、塩コショウと漬けておくだけで、焼いた後の食感が変わります。
また、キノコ類や牛肉には旨味につながるアミノ酸が多く含まれているので、同時に調理するだけでうまみが増すんです」(前同)
手軽に肉を柔らかくするには“塩麹”がお勧めだ。
「スーパーに売っていますし、豚肉にまぶすだけでしっとりとした食感を味わうことができる。冷蔵庫に常備しておきたいですね」(同)
他にも肉を煮込む際に、ある飲み物を使うだけで食感が劇的に変化するという。
「シチューなどの煮込み料理に使う水を同量のビールに置き換えるといいでしょう。炭酸の力で肉の繊維が柔らかくなり、食べやすくなります」(同)
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田中えり子(たなかえりこ)
三重県にある昭和30年創業の田中精肉店の3代目。自身が出演するYouTubeチャンネル『お肉博士のえりチャンネル』は登録者数1万人以上。分かりやすく肉の捌き方などを解説している。