■テレ朝とTBSは“準主役”の活躍に期待!

「昔と違って、人気のジャニーズタレントを出しておけば視聴率が取れる時代ではありません。裏を返すと、そんな状況下でも率先して起用されている高橋さんや森本さんたちは、“数字が取れる役者”として信頼されているのでしょう。

 ちなみに、重岡さんは2019年7月クールに多部未華子さん(34)主演の『これは経費で落ちません!』(NHK)でも、準主人公として出演しており、内容も『パクりじゃないですか』と近いテイストの“知識が学べるお仕事ドラマ”だった。重岡さんは“スーツ姿のサラリーマンが似合うジャニーズ”として認知されつつあるのかもしれませんね」

 テレビ朝日系では、4月13日から桐谷健太(43)主演の刑事ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の放送が控えている。同作は2020年に1月クールに桐谷と東出昌大(35)のダブル主演で放送していた『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』の続編だが、今シーズンは桐谷の単独主演作となっている。

「『ケイジとケンジ』は単独主演ドラマになった影響で、他メンバーとのかけ合いも増えると考えられます。とりわけ、安定志向で“ミスをせず堅実に職務を全うする”というモットーを持ちながら、性格が正反対で熱血刑事の主人公(桐谷)に振り回される刑事・目黒元気の出番はさらに増すことでしょう。目黒刑事を演じるのは、やはりイケメン俳優の磯村勇斗さん(30)ですよね」

※画像は『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』公式ツイッター『(@keijito_tvasahi』より

 TBS系では、“金曜ドラマ枠”で山田裕貴(32)主演の『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』が控えているが、同作にはいま最も売れている20代と呼んでも過言ではない赤楚衛二が“正義感あふれる消防士”として準主役で出演する。