■『仮面ライダー』以来の連ドラ主演が待っている

 高橋は2019年に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で主演に抜擢され、“令和の1号ライダー”としてブレイク。

 その後、2021年10月クールの吉高由里子主演の『最愛』(TBS系)、2022年1月クールの浜辺美波(22)主演の『ドクターホワイト』(フジテレビ系)、同年4月クールの今田美桜主演の『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日本テレビ系)、同年10月クールの本田翼(30)主演の『君の花になる』(TBS系)、と立て続けに話題作でイケメンぶりを発揮してきた。

“美人女優の相手役、サポート役”という役が多い高橋にとって、記念すべき『ゼロワン』以来となりそうな主演ドラマとは――。

※画像は『交換ウソ日記』公式ツイッター『@koukan_usonikki』より 

「10月クールにTBSの“金曜ドラマ”枠で、漫画『フェルマーの料理』(講談社)を原作とするドラマを放送されるようです。

“数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田岳(きただ・がく)と謎の若き天才シェフ・朝倉海(あさくら・かい)が運命的に出会い、『数学』と『料理』が交わるときに未知の世界への扉が開く”

 というストーリーの漫画作品です。“料理”という題材から、高橋さんの特技が生かされることになりそうですね」

 というのも、高橋はもともと、俳優ではなく料理人を志していた。野田鎌田学園高等専修学校の調理高等科を卒業し、調理師免許も取得。料理の腕前はプロ並みでフレンチのフルコースを作ることができるほか、集英社のWEBメディア『よみタイ』では、自分が食べたい男子目線のオリジナルレシピを提案する連載「ぼくの毎日ごはん」を任されているほどだ。

「赤楚さん、目黒さん、北村さん、杉野さん、高橋海人さん、高橋文哉さん、森本さん、磯村さん、山田さん、菊池さん、重岡さん……20代から30代前半のイケメン俳優たちが、本当に地上波ドラマの“ど真ん中”になってきていますよね。

 テレビ局サイドは若いコア層の視聴率が欲しいから彼らを使うのですが、中身が伴わないと批判が生じてしまうもの。しかし、そうしたことがあまりないのは、彼らの演技力が確かだからですよね。若手イケメンが地上波ドラマを席巻していく――その流れが止まることはもうないでしょうね」

 実力が伴った多くのイケメン俳優たちのドラマでの活躍に注目したい――。