■【画像】「食べた桃の種」から収穫した桃たち
誰もが一度は夢見たことのある「食べた果物の種」からの栽培・収穫。長い年月はかかるものの、「決して不可能ではない」という。
「桃やブドウは、収穫までは4~5年が目安です。一度寒さにあたらないと発芽しないため、秋に種を植えて、春の発芽を目指します。
赤玉土と腐葉土を7:3で配合した土を入れた5号サイズの鉢に種を植え、表面が乾いてきたら水をあげます。落葉樹なので葉は落ちますが、寒さには強いので冬の管理は比較的簡単。その後、4月から10月まで、隔月で1回、緩効性肥料を与え、根詰まりしてきたら一回り大きな鉢に植え替え、虫がついたらその都度取ってあげてください。
果樹の種は保存しておくのが難しいので、種を採取したらすぐにまくのがコツです」(のりんご氏)
