■「第1章完結」宣言も――横浜流星の今後
そんな横浜が『DIMEトレンド大賞』の「話題の人物賞」に選出された理由は、『べらぼう』主演、記録的作品『国宝』の熱演により、様々なメディアで注目され、多くの人々の支持を集めたから。贈呈式では、横浜は2025年を「濃くて駆け抜けた1年」と表現した。
同贈呈式で横浜は、20代最後の1年を最高の形で締めくくり、目標の1つだった大河ドラマの主演もやり切ったことから、「これまで役者は道半ばだったけれど第1章は終わった」と告白。次なる目標として映画界を発展させることを掲げたうえで「頭のなかには世に残したいものがある。同級生と執筆している」といい、映像化に加えて「プロデューサー業にも挑戦したい」と語った。
横浜の“プロデューサー宣言”は、前述の“『べらぼう』最終回パブリックビューイング&トークショー”でもあった。「蔦重から学んだことも多く、来年は自分もプロデューサー業にチャレンジしたいので、いろいろなところを吸収できました」と、やはりプロデューサー業へ期待を感じさせるコメントを残している。
「助演として興行収入邦画1位に導いた『国宝』も、主演作『べらぼう』も、すさまじい役作りが必要だった作品ですよね。そして、横浜さんはそれらを見事にやり遂げた。
『べらぼう』で蔦重が亡くなる最終回のラストが、まさに横浜さんが語った“第1章完結”の瞬間だったとも言えそうですし、それくらい役者人生を懸けて臨んだであろうことが伝わってくる名演技でしたよね。
そんな、全身全霊を注いだ大河が終了したことで、横浜さんは今後、映画の方に注力していくのでしょう。すでに広瀬さんとのダブル主演映画が注目されていますが、プロデューサーとして日本映画界を進化させていく姿にも期待したいですよね」(芸能プロ関係者)
26年9月に30歳を迎える横浜。映画を中心に据えて活動していくようだが、どんな「第2章」となるのだろうか――。