元傭兵の肩書と筋骨隆々な独特の風貌がお茶の間の人気を呼んだのは、軍事評論家としてバラエティ番組、ワイドショーなどでも活躍してきたテレンス・リー氏(61)だ。

「リー氏(61)は1993年秋頃から原因不明の炎症や腫れに悩まされていたと言います。5年前から症状はさらに悪化し、左手は親指しか動かず、家の中ですら松葉杖を使っての歩行がやっとという状態になったそうです。写真週刊誌の『FRIDAY』(25年12月19日発売号)では、余命1か月と報じられ“あのテレンス・リーが……”と注目を集めました」(スポーツ紙記者)

【前編】【余命1か月報道から2か月】テレンス・リーが明かす「本当の症状」とハイボールを飲みながら取材に答えるワケでは、リー氏の闘病生活の様子を報じた本サイトだが、今回は闘病生活を送ることでリー氏に起きた変化を伝える。

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 現在リー氏は、介助を必要としながらも、「どうせ余命わずかだから」と好きな酒を毎日飲み、毎日好きな物を食べているという。一方で病魔に体がむしばまれたことで人の助けを借りながら、車イス生活を送らなければならなくなったことで、人生観も大きく変化したという。

――歩くのも大変そうですが、外食などには行かれるのでしょうか?

「屋内で10メートル歩くのが限界なんだけど、あんまり家にいるとストレス溜まっちゃうんで、週に1回とかは外出しています。ただ、表に出るときは絶対1人じゃ出られないので事務所の社長と一緒に出かけている状態です」(テレンス・リー氏、以下同)

――車イス生活を送ることで、考え方に変化はありましたか?

「随分変わりましたね。階段があるところは100%避けるようになりましたし。杖を持って手すりを掴んでも階段が上れるか怪しいですし……。階段では前に1人、後ろに1人、私を支えてくれる人がいないと安心して歩けないですね。講演会や交流会、飲み会に呼ばれても場所が2階でエレベーターがない建物だからと断ったことも何度もあります」

――大変ですね。車イス生活は何年目になるのでしょうか?

「2019年からなんで、7年目ですね。そもそも私、元は人に頼るってすごく嫌だったんですよ。これはプライドじゃなく、“相手に申し訳ないから”だったんだけど、やっぱり車いすになってから、“そうはいっても、人に頼らなきゃ生きていけないな”って考え方に変わりましたね。

 これまでは何があっても1人で生きてくつもりだったんですよ。身内だってもういないし。それこそ4畳一間のアパートで孤独死が理想だったけど、人がいないと生きていけないなっていう考え方になりましたよね」

笑顔で取材に応えるテレンス・リー氏 ※写真・編集部