2026年1月27日に上野動物園から『ジャイアントパンダ』のシャオシャオとレイレイが中国に返還された。日本の動物園は54年ぶりとなる“パンダ不在”事態となり、動物園のアイドルなき状況に愛好家たちはガックリと肩を落としている。

 でも実は、愛くるしい“パンダ”たちは今も全国の動物園で見ることができる!

「今でこそパンダというと白黒のジャイアントパンダを連想しがちですが、実は『レッサーパンダ』こそが“元祖パンダ”なんですよ」(動物ライター)

 だが、色や大きさも全く異なるレッサーパンダが“元祖パンダ”とはどういうことだろう。確かにジャイアントパンダと同じく笹を主食としているし、名前も似ているンダけど……。

「歴史的に先に発見されたのはレッサーパンダなんです。1825年にヒマラヤ付近で発見され、その後、西洋に『パンダ』という名前で伝わりました。諸説ありますが、現地ネパール語の“竹を食べる者”=“ポンヤ”がその名前の由来と言われています。

 そして、その40年後にジャイアントパンダが見つかりました。同じく笹を食性とするのでこの名前が付きました。しかし、その見た目のインパクトなどから一気に人気が出てしまったことで、元の“パンダ”に『レッサー(lesser;小さいほうの)』という名前が付いてしまった経緯があります」(前出の動物ライター)

 なるほど、そうなンダ!

 この“元祖パンダ”ことレッサーパンダだが、その中でも日本国内での知名度を高めたのは、千葉市動物公園の『風太くん』だ。2005年に後ろ足で直立する愛らしい姿が大ブームになったことを覚えている人も多いだろう。

 風太くんは元気なのだろうか。今も二本足で立っているのだろうか……? ふと疑問に思い、千葉市動物公園に取材を申し込ンダ。

「今も毎日に元気に暮らしていますよ。小屋の中で寝ている時間も長くなりましたが、ガイドの前後、寝室に収容する前など、屋外の展示場を歩いていることも多々あります。閉園後は寝室でご飯を食べて寝てしまうのですが、朝までには完食することも多いです」

 そう話すのは、レッサーパンダの飼育員。「人なれはせず、我が道を行くタイプだった」という風太くんも国内最高齢の22歳。人間で例えるなら80歳以上の元気な“おじいさん”。風太くんとは失礼しました。「風太さん」ダ。