■車を買うのと、レンタカーを多く使うのでは、どちらがお得?

Q9:「現金で持っているのは損」は本当か?

A9:インフレが続けば現金は損

 風呂内氏が「正直言うと、誰にも分かりません。インフレなら損をするし、デフレなら得をする」と話せば、高山氏は「もし、今のようなインフレが続くとしたら、現金は損。というよりも、“リスクが高い資産”」だと言う。「物価上昇が年2%続くと、1000万円の実質価値は、30年後に約579万円程度まで目減りする計算になるからです。口座の金額は1000万円あるのに、約579万円分の物品やサービスしか買えないということですね。そういった資産の目減りを防ぐには、現金を株や純金など、さまざまな資産に分散しておくのがいいです」(前同)

Q10:市販薬を買うのと、病院で診察料を払ったうえで処方箋をもらうのは、どちらがお得?

A10:診療+処方箋が意外とお得

 軽い風邪などであれば市販薬のほうが“ 楽”。一方で、市販薬は効果が弱い場合が多いので、症状が重い場合や治療に1週間以上かかる場合は、金銭と治療の両面から、病院に行ったほうがいい。

Q11:定期券を買うのは本当にお得?

A11:JR区間のみの通勤定期が最もお得

 鉄道各社によって、損益分岐日数に大きな違いが。JRであれば、1か月に13~16日往復すると元が取れる計算になる場合が多い。一方で、私鉄や地下鉄であれば、16~19日必要な場合もあり、週4日以下の通勤の場合は、都度払いがお得になる。

Q12:車を買うのと、レンタカーを多く使うのでは、どちらがお得?

A12:週末だけの利用ならレンタカー

「週末だけの利用や子供の塾の送迎ぐらいであれば、レンタカーやカーシェアのほうが安いでしょう。車両費用、任意保険、自動車税、ガソリン代、駐車場代などの維持経費が必要となり、それだけで年間50~60万円かかります。ただ、地方などで通勤に使わなければいけない人や、生活の足として毎日乗る必要がある人なら、自家用車を持ったほうがお得でしょう」(丸山氏)

Q13:ハイブリッドカーとガソリン車、購入する場合、どっちがお得か?

A13:損益分岐点は「年1万km」か「6年」

 ガソリン車より50万円ほど高いハイブリッドカー。燃費の良さとエコカー減税の幅、そしてガソリン代の変動があるため一概には言えないが、年間1万km以上運転する場合、また、6年以上乗る人なら、ハイブリッドカーのほうがお得になる可能性がある。そのため、週末だけの利用や近場でしか利用しない場合は、ガソリン車のほうが出費は抑えられる。