■風呂とシャワーはどちらがお得か

Q14:お風呂は湯張りした浴槽につかるのとシャワーを浴びるのとどちらがお得?

A14:シャワー15分で湯船1杯分

「15分のシャワーで、浴槽1杯分に相当します。一人暮らしで5~10分でサッとシャワーをすませる人は、シャワーのほうがお得になりますが、15分以上浴びる場合や、家族が2人以上であれば、浴槽とシャワーを併用したほうがお得になります」(丸山氏)。

 そのため、節水用のシャワーヘッドの効果は大きいそう。

Q15:「ポイント活動」はどれくらいお得になるのか?

A15:7万ポイント以上貯めることも可能!

 丸山氏は昨年、楽天ポイントを5万7000ポイント以上、リクルートポイントを約2万ポイントも貯めたそう。そのために、「楽天モバイルを契約して、支払いは楽天ペイをメインにし、あと、楽天のお買い物マラソンのときに必要な物を買って付与倍率を上げるなどしました」(丸山氏)とのことで、“ポイ活” の効果は、かなり大きいようだ。

Q16:『すしざんまい』が初セリで落札した「5億円のマグロ」。漁師には、いくらお金が入るの?

A16:手元に残るのは半分以下か

 高山氏は、「卸売業者への手数料、船の燃料代などの経費が差し引かれ、残った利益に対して最大45%の所得税、さらに住民税10%がかかる。結果として、所得税だけで約2億円、住民税で約4400 万円を納める可能性がある」とのことなので、手元に半分も残らない可能性もある。

Q17:価値が上昇する「金(ゴールド)」を買うべきとの声が多いが、実際に買うと維持費がかかるって本当?

A17:維持費がかかる

「現物の地金を安全に保管しようとなると、貴金属店に保管してもらうか、貸金庫を借りるなど、費用がかかる場合があります。一方、純金積立(ETFなどより、手数料が高めとされる)や、金価格と連動した投資信託、ETFであれば、比較的手軽に保有できます。現物の地金や純金積立を売却した利益は譲渡所得として課税されるので、年50万円以上の利益が出ると金額に応じた税金がかかり、保有期間によって税率も変わります。投資信託やETFはNISA口座内であれば非課税のため、そうした面でも手軽かもしれません」(風呂内氏)

【前編】つみたてNISAは「500円から」でも効果的、トランプ相場は「金」で乗り切れ!物価高時代の「庶民の経済学」では、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏、株式会社Money&Youの取締役である高山一惠氏、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏、消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏という“マネーの達人”4人が、物価高時代を乗り切るための方法を伝授してくれる。

風呂内亜矢(ふろうち・あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFPR認定者。独身時代に貯蓄80万円しか持たずマンションを購入したことをきっかけに、お金の勉強を始め、マンションの販売会社に転職。自身の購入体験を元に年間売上1位の実績を挙げる。 現在は夫婦で複数の物件を所有し賃料収入を得る一方で、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。『コツコツ続けてしっかり増やす! 誰でもできるNISAの教科書』(ナツメ社)他、お金に関する書籍は約30冊。日常の記録に交えてお金のTipsを伝えるYouTubeチャンネル「FUROUCHI vlog」も更新中。

高山一恵(たかやま・かずえ)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、Money&You取締役。一般社団法人「不動産投資コンサルティング協会」理事。月400万PV超のウェブメディア「Mocha(モカ)」やYouTube「Money&YouTV」を運営。著書に「11歳から親子で考えるお金の教科書」(日経BP)など。

丸山晴美(まるやま・はるみ)
外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。

岩田昭男(いわた・あきお)
1952年生まれ。早大卒。クレジットカードを中心に電子マネー、スマホ決済まで30年間にわたり取材、消費者の立場に立った論評を続けている。ウェブサイト「岩田昭男の上級カード道場」のほか、YouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」を運営中。