■最強撃退メシは冬の定番料理
そして見逃せないのがタンパク質。免疫細胞そのものの材料である。大豆製品、魚、卵、豚赤身肉を毎食、どこかに取り入れたい。
「豚肉はビタミンB群、特にB1が豊富で、粘膜の修復に関わる亜鉛も多く含む。
赤身肉は体を内側から支える一方、脂身が多いと炎症物質を生みやすく、腸内環境を乱すので注意が必要です。黒酢を使った酢豚はアミノ酸が豊富で、酢に含まれる酢酸菌には鼻づまりの改善報告もあります」(前出の管理栄養士の望月理恵子氏)
日常的に食しても、飽きが来なさそうなのが、“キノコたっぷり野菜炒め”だ。
「ブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科野菜は、抗アレルギー成分が豊富。旬の菜の花もビタミンCやβカロテンが多く、花粉症対策に効果的です。
油と一緒に調理すれば、吸収率も高まります。仕上げにアマニ油をひと回しかければ、炎症抑制効果も上乗せできます」(前同)
そして最強の一杯が、“豚汁”だ。
「豚肉はビタミンB群と亜鉛が豊富。大根、ゴボウ、ニンジン、キノコをたっぷり入れれば、食物繊維やビタミンDも補えます。具だくさんにするのがコツです」(同)
味噌の発酵パワー、根菜の温め効果、キノコの免疫サポート、豚肉のタンパク質。一杯の豚汁に花粉症対策の要素が凝縮されている。
次ページには、今回紹介した食材の効能などを一覧にしてまとめている。それを参考に、今年の“黄色い悪魔”は「花粉症撃退メシ」で乗り切ろう。