■助っ人外国人2人で40発打てば勝てる!?

 中日、DeNAに代わって巨人を推す伊原春樹氏は、こう語る。

「投手陣で計算が立つのは、東克樹(30)と阪神から移籍したデュプランティエ(31)ぐらい。頭数だけで言えば巨人は、その何倍も名前が挙がる。その点から、現段階で巨人は十分戦える。戦力的には、さすがに阪神のほうが上だろうけどね」

 その巨人では、昨季11勝のエース・山崎伊織(27)が右肩のケガで離脱。ドラ1左腕・竹丸和幸(24)が、球団64年ぶりの新人開幕投手が誕生した。

 阿部慎之助監督も契約最終年とあって、大胆な“奇策”で宿敵・阪神を開幕戦で迎え撃つ構えだ。

「新人ではドラ3の山城京平(22)もいいし、西舘勇陽(24)あたりも、そろそろ開花する頃合い。新外国人では、前楽天のハワード(29)。あれは間違いなくやるからね」(前同)

 ただ、やはり喫緊の課題は主砲・岡本和真(29/ブルージェイズ)の抜けた穴。大半の識者と同様、前出の阪神OB・野口寿浩氏も「そう簡単には埋まらない」と評するが……。

 伊原氏が続ける。

「ダルベック(30)とキャベッジ(28)で40本。それがクリアできれば勝機はあると見る。日ハムから加入した松本剛(32)にしても、もともと技術は確か。パワー勝負のパ・リーグとは違うセの野球が、意外と合うかもしれないしね」

 もっとも、ファンの注目は、山口寿一オーナーも名指しで期待をかける、高卒2年目の大砲・石塚裕惺(19)の飛躍だろう。

 阿部監督もオープン戦では吉川尚輝(31)不在の二塁で起用するなど、ここまで機会は与えているが……。

「彼に関しては今年、どうこうと言うレベルにはまだない。普通に考えても、坂本勇人(37)のほうが優先度は上でしょう。その意味でも、勇人にはもう一踏ん張りしてほしい。つい先日も、直接電話して“出だしが肝心だぞ”とハッパはかけておいたけどね」(前同)
 ただ、エースの離脱、4番不在の巨人のAクラス入りは難しいか。