■ギネス記録受賞の武田鉄矢、桃井かおり井森美幸――超長期起用のタレントは多い

 日清「どん兵衛」のライバル商品である東洋水産「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」のCMには、1978年の発売当初から現在に至るまで武田が50年近く出演中。2019年には「同じ俳優を起用したテレビCMを最も長い間放映し続けている商品」としてギネス世界記録の認定も受けた。

 女優では、 桃井かおり(74)が1994年からスキンケアブランド「SK-II」のアンバサダーを務めていて、2024年にはイベントで「コマーシャルを始めて30年」「私が作ったと言っても(過言ではない)」と語ったことも。

 また、井森美幸(57)は1992年から2025年9月までアース製薬「モンダミン」のイメージキャラクターを担当していた。ブランド大規模リニューアルに伴いCMを卒業したが、井森のCM卒業を惜しむ声は多かった。

「そんな吉岡さんはこのところ、俳優業が絶好調。映画『正体』(24年)の演技が評価されて『日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞』を受賞したり、現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主人公・豊臣秀長(仲野太賀/33)の正妻・慶を演じ、大河ドラマ初出演を飾ったばかり。俳優として成長し、高い評価を得て『どん兵衛』のCMに帰ってきたということですよね。

 4年前と比べて一段階ステージを上がった吉岡さんが今後長く、どんぎつねとしてどん兵衛の売上を支えていくことになるのかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)

 吉岡は今回、4年ぶりにどんぎつねのつけ耳を着用した際の感想を《なんかすごい、自分の一部っていう感覚がありますね、不思議と。『おかえり』っていう感じがしました》とコメントしている。本人も企業側も、そして視聴者も――3者が相思相愛のCMの影響力は大きそうだ。