2023年2月末、数多くの人気番組を手がけてきたテレビプロデューサーがテレビ東京を去った。『家、ついて行ってイイですか?』のプロデューサーを務め、2021年にはYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』のプロデューサーとなり、登録者数は100万人を超える人気を得た。売れに売れていた高橋弘樹は、なぜ会社を辞めたのか――。【第2回/全4回】
テレビ東京の名物Pとして活躍していた高橋氏が2月末を持って同局を退社。なぜ今このタイミングで会社を辞める決断をしたのか? 高橋氏が感じた、会社員が退職を決断するベストタイミングとは――。
――著書『なんで会社辞めたんですか?』に収録されている、テレ東の先輩である佐久間宣行さん(47)との対談では「テレ東で常務まで目指してるんで」とおっしゃっていましたが、2月末で18年勤めたテレ東を退社されました。なぜ今このタイミングでテレ東を辞めたんですか?
『日経テレ東大学』のYouTubeチャンネルが終わることになり、仕事の区切りとして、そのタイミングは辞め時かなと。いま気付けば、書籍に出てきた会社を辞めた6人に軽く洗脳されてたんだな、と(笑)。
会社を辞めるのは僕も初めてですが、辞めるほうが辞めないでいるより魅力的な選択肢に見えた時に退職を決断すると思うんですよね。。僕の場合は、それがこのタイミングだったっていうことでした。