■栗山監督「上田さんがいなかったら来てない」
前出の制作会社関係者が続ける。
「『しゃべくり007』は、“月曜22時~23時”だったのが2022年4月から現在の“21時~21時54分”に枠移動してからというもの、高いコア視聴率を取る“月9最大の敵”とも呼べる存在になりました。
たとえば前クール、2月20日は『しゃべくり007』が6.4%なのに対して、『女神の教室』は2.1%。2月27日放送回も6.3%と2.2%で、もう太刀打ちできない差が開いていました、これと比べると『教場0』は善戦していますが……『しゃべくり007』は本当に強いですね」
『しゃべくり007』は、メインにネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルとトークに強い芸人がおり、アスリートや俳優など、他の番組に出ないトップクラスの人も登場する頻度が高く、めったに聞けない裏話などが楽しめることも、人気につながっている。
これは、番組が今年で15周年、MC陣もベテランのため、ゲストと良縁を結べていることも大いに影響していると言われている。
実際、栗山監督が『しゃべくり007』に出演した理由は“栗山監督が『GET SPORTS』(テレビ朝日系)をやっていた時代に、上田晋也(52)が観覧に来てくれたのが嬉しかったから”というもの。
栗山監督は『しゃべくり007』で「いつかは恩返ししなきゃと思ってて。まぁ今回くらいは恩返しになるかなみたいな」。「バラエティがホントにダメだから、上田さんがいなかったら来てない」とも明かしている。
「似た例では、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(51)も、“実は『しゃべくり007』がプライム枠に移動した2008年10月20日の初回放送のゲストだったから”という縁で、2021年12月に監督就任後初のバラエティ番組出演として、『しゃべくり007』を選んだことがありましたね」(前同)