■井ノ原＆国分はジュリー氏の“シンパ”

　ジャニーズＪｒ.内ユニットのＩＭＰＡＣＴｏｒｓが年内中に退所することも、１月１日配信の『デイリー新潮』のインタビューで井ノ原が明らかにするなど、幹部としての立ち回りをしっかりこなしていることがうかがえる。

「今後もトラブルが起きたら井ノ原さんがその都度出てきて、事情を説明したりすることになるのかもしれません。そして、その好感度の高さと誠実さで、取材陣も“イノッチに言われたらしょうがないな”となってしまう。そんな展開は十分にありそうです。

　そもそも彼がジャニーズアイランド社長に抜擢されたのはジュリー氏の“シンパ”だからというのも大きい。若手時代から育ててもらった恩義を感じているそうで、それはＴＯＫＩＯの国分太一さん（４８）も同様だといいます」（前出の芸能プロ関係者）

■ジュリー社長が退任すれば「井ノ原・国分体制」に!?

　井ノ原と国分はほぼ同世代の盟友として知られ、『ジャニーズカウントダウン２０２２→２０２３（通称：カウコン）』のＭＣも２人で担当。今年１７年ぶりに復活したジャニーズ成人式にも立会人としてそろって参加している。

※画像は「Ｊｏｈｎｎｙ＆Ａｓｓｏｃｉａｔｅｓ」の公式ツイッター『@johnnys』より

「国分さん、城島茂さん（５２）、松岡昌宏さん（４６）はジャニーズ事務所から独立し、『株式会社ＴＯＫＩＯ』を設立して新たスタートを切なりましたが、代表取締役はジュリー氏ですから、完全な独立とは言えません。ジュリー氏の影響力は『株式会社ＴＯＫＩＯ』にも及んでいるということ。

　やはり、ジュリー氏が社長から退くことになった場合、ジャニーズ事務所は井ノ原さんと国分さんが中心となって仕切っていくことになるのではないでしょうか。長男坊の東山さんは象徴的な存在ですし、木村さんは自分自身の俳優業と歌手業に邁進していくだけ。

　ジュリー氏が井ノ原さんと国分さんに信頼を寄せているのは、自分の教え子でもありますし、いろいろと頼みやすいという側面もあるんでしょうね。そういった事情もあり、外部から見れば、東山さんを差し置く形で、事務所の見える表の面においては、井ノ原さんと国分さんがジャニーズ事務所本体をも牛耳っていくことになるのでは、と関係者の間ではささやかれているんです」（前同）

　ジャニー氏の性加害報道をきっかけに、ジャニーズ事務所は“井ノ原・国分体制”へと変貌を遂げることになるのだろうか!?