■『教場0』は“ガッキーブースト”に期待
前出の制作会社関係者が続ける。
「『教場0』の直前、1月クールに月9で放送していた北川景子さん(36)の主演ドラマ『女神の教室』は平均世帯視聴率7.0%、のコア視聴率も2%台前半に止まるなど、かなりの低視聴率にあえいでいましたからね。
それに比べると、『教場0』はコアを2%近くも上昇させていて、大善戦していると言えるでしょう。4月24日放送の第3話は放送前から注目を集めていたし、良い数字をキープできているのではないでしょうか」
『教場0』は第1・2話に登場した赤楚衛二(29)など、豪華な俳優が“新人刑事”として登場し、成長して風間から“卒業”していく構成となっている。
そして、第3・4話で風間の指導を受ける刑事、仕事と娘との生活の両立に悩むシングルマザーの隼田聖子を演じるのは、新垣結衣(34)なのだ。
「第3話では、 “『先にテンゴクへ行ってます』というメモを残した変死体(浅利陽介)が自殺か否か?”という事件が描かれました。
ある程度は推理を行なえていたものの、弱音を吐けない性格が災いして肝心な証拠を逃してしまった聖子は“君には見込みがない。交番勤務に戻ってもらう”と風間に言い放たれてしまい……というストーリーでした。従来の“かわいいガッキー”を覆す、シリアスな演技が光っていましたね。
初回の、業界が注目する“コア視聴率対決”は福山さんの『ラストマン』に軍配が上がりましたが、これから先がどうなるのか、大注目でしょうね」(前同)
視聴率低迷の時代でありながら、大いに注目を集めている『教場0』と『ラストマン』。キムタクVS福山、日本トップのイケメン俳優同士のハイレベルな争いとなりそうだ――。