4月26日、東京都内で大手芸能事務所『トライストーン・エンタテインメント』の創立30周年パーティーが開催。そこで所属俳優の小栗旬(40)について重大発表が行なわれ、メディアを賑わせている。
「小栗さんが、トライストーンの社長に就任予定だと正式に発表されたんです。近々に取締役会が開かれ、正式決定後、初夏にも就任するとのこと。俳優業も続ける“二刀流”です。最近は“売れっ子俳優が大手事務所を独立して個人事務所を設立”というパターンが増えていましたが、今回は、所属する大手事務所の経営を引き継いで、俳優も続ける。また新しい、芸能界の働き方となりそうですね」(ワイドショー関係者)
トライストーンは、綾野剛(41)、田中圭(38)、坂口健太郎(31)、赤楚衛二(29)、間宮祥太朗(29)など、多くの人気俳優が所属している大手芸能プロダクション。
「今から30年たったとき、僕は今の社長の年齢には達していませんが、60周年になったとき、今よりももっといい会社でいられるように頑張ります」
小栗は、創立30周年パーティーでそうコメントしたという。
「小栗さんは、若いころから現場でもプロデューサー的な目線で動いている部分がありました。
また、“兄貴分”のような存在として同世代や後輩の俳優たちに好かれ、いつしか同事務所の綾野さんや坂口さんに限らず、山田孝之さん(39)や鈴木亮平さん(40)、妻夫木聡さん(42)に、勝地涼さん(36)や岡田将生さん(33)、嵐の松本潤さん(39)に藤原竜也さん(40)など、事務所の垣根を越えて“小栗会”と呼ばれるグループが生まれるほどの人望の持ち主です」(前同)
2015年放送の『A-studio』(TBS系)では、無名時代の綾野と映画で共演した際に、「俺と心中してくれない?」「本物の俳優だけの事務所にしたい」と、小栗が口説き落としてスカウトしたことを明かしている。
また、赤楚は事務所に所属した理由の1つに「僕は『クローズZERO』(07年、09年)世代で、小栗さんも大好きでしたし、田中さん、綾野さんもカッコいいなと思っていました」と、2021年5月の『エンタウォッチング!』のインタビューで小栗の名前を出していた。
ちなみに、赤楚については小栗が“売り込み”もしていて、小栗がNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演した際、共演者の大泉洋(50)に「いい人がいる」と話していたことが、4月8日に行なわれたTBS春ドラマ合同記者会見で明かされている。