■外国人の事故急増「わ」ナンバーに要注意
「内閣府が発表した『交通安全白書(令和8年版)』によると、日本の免許を持つ外国人は2025年に約134万人と、10年前から約6割増。
訪日客によるレンタカーの利用も増えたことから、外国人ドライバーによる交通事故が、ここ5年で4.5倍に増加しています」(交通ジャーナリスト)
警察庁と全国レンタカー協会は連携して、外国語のリーフレットの作成や、外国人が運転することを周囲のドライバーに示す専用ステッカーの作成など、対策に取り組んでいる。
何に気をつけるべきか?
「訪日観光客は日本の交通ルールに慣れていません。彼らが運転する“わ”ナンバーのレンタカーを見たら、ふだん以上に車間距離を取るなど、より安全運転をしましょう」(前同)
ちなみに、「観光客が利用するレンタカーは基本的に保険が付いています」(前出の国沢光宏氏)というものの、保険は万能ではなく、失った命までは戻ってこない。
日本の道路を走るのは、日本人だけではない。そう肝に銘じておこう。
自動車大国ニッポンに迫り来る様々な危機から我が身を守るためにも、正しい知識が必要なのだ。
【後編】記録的な豪雨で水没車が続出する昨今、「ゲリラ豪雨に強いクルマの見分け方」は全ドライバーが知りたい情報だろう。さらに、高齢化が進む日本では「自動運転がいつになったら実現するのか」も気になるところだが、後編ではこのあたりの最新情報も満載なので見逃せない。《【後編】はこちらから》
国沢光宏(くにさわ・みつひろ)
自動車ジャーナリスト(自動車評論家)
東京中野生まれ。ベストカー編集部員を経てフリーに。得意分野は新車の評価の他、自動車企業の分析、新技術の紹介など。自動車雑誌への寄稿をメインに、インターネットメディア、ラジオやTVのコメンテーターも。業界の話題を素直に紹介する手作りの個人Webサイトはいろんな意味で人気(アンチの数も多い)。大型免許とけん引免許、1級小型船舶免許所有。2005年アジアパシフィックラリー選手権シリーズに参戦。ラリージャパン(WRC)の参戦経験も持つ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
松田秀士(まつだ・ひでし)
1954年(昭和29年)12月22日 高知県に生まれ大阪で育つ。ビートたけしの運転手から28歳でプロレーサーを目指し、シビックレースを皮切りに、F3、F3000、グループCやグループAなど、ツーリングカーからフォーミュラカーまであらゆるカテゴリーで活躍。1994年、念願のINDY500に参戦。1996年には当時日本人最高位となる8位でフィニッシュを果たす。またスーパーGTでは100戦以上出場したグレーテッドドライバー。