■キンプリ平野紫耀の存在感が絶大すぎる!?

 一方、残る2つの“がっかりドラマ”は、予想外の外的要因が影響してしまった部分が大きいのかもしれない。

■『Dr.チョコレート』(日本テレビ系/土曜22時~)

 坂口健太郎(31)が利き腕を失った義手の元医者を演じる医療ドラマ。相棒で“10歳の天才外科医”を演じるのが第9回『東宝「シンデレラ」オーディション』にて最年少シンデレラとして優勝を果たした白山乃愛(10)であることが、大いに注目されていた。

 しかし、第1話(4月22日)がコア3.4%だったのに対し、第2話(4月29日)がコア2.5%と、大きく数字を落としてしまっている。

「ざっくり言うと、手塚治虫の『ブラックジャック』の“ブラックジャックとピノコ”の関係性を逆にしたような作品です。そして、主演の坂口さんに非はないのですが、そもそも“坂口さんがキャスティングされた理由”の報道などをめぐり、放送前から視聴者離れを招いていた可能性が言われていますね」

 坂口は“本作と次の7月期の日曜ドラマの2作、2クール連続の日テレ系ドラマに主演する”という異例の事態になったことが公式発表されている。3月6日の『デイリー新潮』では“『Dr.チョコレート』を制作する日テレと、7月クールの日曜ドラマ担当の読売テレビで情報共有ができておらず、結果的に2クール連続日テレ主演となってしまった”と報じられていたが、もう1つの話も噂されていた。

「 “『Dr.チョコレート』はキンプリの平野紫耀さん(26)の主演が内定していたが、5月22日にグループを脱退してジャニーズ事務所からも退所するため、出演不可に。それで坂口さんに話が回ってきたのではないか”という話ですよね。主演候補に“平野紫耀”の名前が出ていたレベルだったのかもしれませんが、多数の熱いファンを持つ平野さんが主演だったら、もっと話題作になっていたかもしれませんね。まあ、今となっては叶わぬ話ですが……」

『Dr.チョコレート』については作品評価以前に、

《Dr.チョコレート、面白いのに平野紫耀がやるはずだったんだなぁって気持ちでしか見れないつらい》
《設定からしてもう平野紫耀ありきなのがわかるので坂口健太郎も好きなのに逆に見れない。『推しの王子様』(※)がそれで最後まで変換に終始して集中出来なかったから。あれも深田恭子だからこそ、だったし。上手い下手じゃないんだよなあ》
《Dr.チョコレート、これが予定されてたのかも、、、って思って平野くんで想像すると苦しい》

(※深田恭子が主演予定だったが、体調不良で比嘉愛未に急遽変更になった作品)

 といった声が、SNSに多く寄せられている。やはり、平野紫耀の存在感はとんでもないようだ。