女優・黒木メイサ(34)と川島鈴遥(21)が4月30日、所属事務所「スウィートパワー」から退所したことが発表された。スウィートパワーは、1996年に設立されて以来、老舗が多い芸能事務所のなかでは新興勢力として存在感を発揮してきたが、ここ数年は所属タレントの退所報道が続いている。
「堀北真希さん(34)は、山本耕史さん(46)との結婚後、家庭生活に専念するとして2017年2月末で契約終了。南沢奈央さん(32)も業務提携という形をとったのち、2020年6月末で独立した。
知英さんも2014年4月のKARA脱退後に一時期所属していましたが、2019年12月に韓国へと拠点を移した後、2021年3月9日、国内における営業窓口の解消が発表されています。そして、桐谷美玲も2022年3月末で退所しました」(テレビ局関係者)
退所理由はそれぞれだが、そもそもスウィートパワーは、男性部門を合わせても20人に満たない“少数精鋭”部隊。前出のテレビ局関係者が明かす。
「同事務所の女性社長は、元々、ある事務所でマネージャーとして働いていて、当時からタレントを発掘する目利き力があると評判でした。瀬戸朝香さん(46)や有坂来瞳さん(43)をスカウトしたことでも知られ、有坂さんをスカウトした年に設立したのがスウィートパワーです」
「スウィートパワー」は、男性部門「スパイスパワー」を作るまで、社長もマネージャーもスタッフもタレントもすべて女性。家族同然といえば聞こえはいいが、社長とタレントたちの“密”すぎる関係は業界内でも有名だった。
「社長の家は、都内の高級住宅街にある豪邸です。社長は、地方の“原石”となる女の子を見出すのがなによりも得意。いざとなれば学校の前で待ち伏せし、家族もろとも口説き落とす。その腕前はやはりすごいですね。そして、そんな地方の都会色に染まっていない女の子たちを都内の邸宅に住まわせ、共同生活を送るのです」(前同)