■「ラウールはジャニーズを離れたほうがいい!」ファンからも心配の声

 女性誌記者が明かす。

「Snow Manは、昨年10月末 で事務所副社長から退いた滝沢氏がプロデュースしたグループ。今年4月30日にSnow Manが演出、主演を務めた『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』が大千秋楽を迎え、『滝沢歌舞伎』シリーズが幕を閉じました。

『滝沢歌舞伎』は、2006年に『滝沢演舞城』として初演された、長い歴史を持つ舞台。2010年には『滝沢歌舞伎』と名前を変え、12年、舞台上でSnow Manのグループ結成を発表。そして2019年には『滝沢歌舞伎ZERO』として、Snow Manが主演を受け継いだのです。

 そういった経緯で、Snow Manはタッキーと縁が深く、最後は舞台の演出も手がけましたが、滝沢氏が名付け親となったIMPACTorsや15年から『滝沢歌舞伎』に出ていた北山さんら、“タッキー派”が続々と退所する現状がある。

“タッキー派”であるSnow Manも心配されるのは当然でしょう。また、『滝沢歌舞伎』でのSnow Manの活躍っぷり、手腕を見て、“ジャニーズ事務所にいたらもったいない”という感想を抱くファンも多いんです」

 実際、SNS上には、

《滝沢歌舞伎見れば見るほど、ラウールくんジャニーズ離れた方がいいと思う。海外目指すなら「ジャニーズ」は足枷にしかならない》
《はっきり言うけど Snow Man には退所してもらって海外公演も出来るようになって欲しい(今の事務所だと海外での受けはよくない!)》

 海外志向があるなら、ジャニーズ所属はメリットにならない、という見方があるのだ。このようにSnow Manの今後を不安視する声がある一方で、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せているのが、なにわ男子だ。

 初となる2023年のカレンダーは新潮社から発売されている。かつては『週刊文春』と並びジャニーズ事務所の宿敵と目されていた『週刊新潮』(新潮社)。しかし、今では、NEWSのメンバーである加藤シゲアキの小説が新潮社からは出版されている。2019年からジャニーズカレンダーの出版に乗り出した新潮社だが、King&Prince、Snow Man、なにわ男子、SixTONESと毎年、事務所のイチ推グループのカレンダーの編集を任されている。

「新潮社は出版業界では最後発でジャニーズカレンダーの市場に踏み出した。文芸出版社とあり、写真集の編集ノウハウは皆無。ジャニーズ事務所から毎年目玉グループのカレンダーの出版を許されていること自体が業界内では異例です」(新潮社関係者)

 そんな彼らはCM、ドラマ、バラエティに情報番組など、もはやテレビで見ない日はないといっていいほどで、先日は、今年の日本テレビの夏の恒例『24時間テレビ 愛は地球を救う』(8月26日・27日放送予定)のメインパーソナリティーを務めることも発表された。

 デビューから1年半での大抜擢という快挙にファンは歓喜している。