嵐の松本潤(39)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』。激動の戦国時代を生きた徳川家康の生涯を描くドラマとして人気を博しているが、第15話(4月23日)から登場した、井伊直政を演じる俳優に注目が集まっているという。
その俳優とは、川口春奈(28)主演、Snow Manの目黒蓮(26)が相手役の恋愛ドラマ『silent』で主人公(川口)の弟役を好演し、目黒に負けず劣らず話題を呼んだ板垣李光人(21)。
まだ21歳にもかかわらず、2015年の『花燃ゆ』での吉田寅次郎(演:伊勢谷友介/46)の幼少期、2021年の『青天を衝け』での徳川昭武につづき、今回の『どうする家康』が、3度目の大河ドラマである。
以前から日本男児らしい凛々しさを備えつつも、ジェンダーレスな要素も感じさせる独特の美しいビジュアルから人気を博していた板垣。これまでも『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』(日本テレビ系)でジェンダーレス男子を演じたことはあったが、『どうする家康』の初登場シーンは“地元浜松の踊り子に扮して家康を襲撃しようとする”という衝撃的なもの。
『青天を衝け』で見せた日本男児の“プリンス・トクガワ”とは違う、美人女優と見紛う姿は大いに視聴者を驚かせ、
《どうみても完全に女の子だった》《新キャラの美女きたーと思ったら虎松でビョエエエエってなった》《板垣李光人くんの正解すぎる使い方》
と、SNSでは初登場シーンに、大いに反響が寄せられていた。
5月5日に『どうする家康』の舞台である浜松市で「浜松まつり」のイベント「家康公騎馬武者行列」が行なわれたが、これに主演の松本だけでなく、板垣も参列。真っ赤な羽織を着こなし颯爽と馬に乗る板垣は、黄色い歓声を受け、
「すごく皆さんの愛と熱量を感じました。一生分の『キャー』を浴びたんじゃないかな」
と、取材陣にコメントしていた。