清野菜名(28)主演のドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)は、放送前こそあまり注目されていなかったが、回を追うごとにハマる人が急増しているいようだ。
同ドラマは、あるラジオ番組をきっかけに出会った、さまざまな事情を抱える女性たちの“奇跡”の友情物語で、岡田惠和氏によるオリジナル脚本。日曜夜10時に新設された、朝日放送(ABCテレビ)制作のドラマ枠で、今期のプライム帯の民放ドラマでは、4月30日と遅めの放送スタートだった。
主人公・岸田サチ(清野菜名)は、車イスの母親と2人暮らしで、生活を支えるためにファミレスでバイトしている。彼女と出会ったのは、元ヤンキーのタクシー運転手・野田翔子(岸井ゆきの/31)と、祖母と2人暮らしでちくわぶ工場勤務の樋口若葉(生見愛瑠/21)。3人はコントコンビ・エレキコミックのラジオからつながった。
5月14日の第4話では、ラジオ番組のバスツアーで、3人で買った宝くじのうち、サチが持ち帰ったくじが1等・3000万円に当せん。サチは、翔子と若葉と1000万円ずつ山分けすることに。しかし、大金を手にしたというのに、3人に待ち受けていたのは、ひと筋縄ではいかない問題で……という展開。
見逃し配信「TVer」では、ついにドラマランキングで5位に浮上。お気に入り登録数も放送ごとに急増していて、新たな視聴者がハマってきているのが分かる。同じ日曜日の夜放送の『だが、情熱はある』(日本テレビ系)と、まだ15万人以上差があるが(5月18日現在)、話数を重ねれば抜きそうな勢いだ。