■“アイドルドラマ化“に難色を示すファンも

『特捜9』は、キャスティングに関しても不満の声が出ているという。

「『season1』から『season4』にかけて当時ジャニーズJr.だったTravis Japan宮近海斗さん(25)が、2022年放送の『season5』からSnow Man向井康二さん(28)がそれぞれレギュラーキャストに就任していて、“ジャニーズドラマ化している”という指摘があり、それに難色を示す『9係』時代からのファンが多いですね。

 最新の『season6』では5月24日放送回でも、ジャニーズJr.内ユニットGo!Go!kidsの三村航輝さん(15)が出演します。

 さらに、同シーズンはアイドルを多く登場させた回もありましたね」(前出の制作会社関係者)

 5月17日放送回では元モーニング娘。工藤遥(23)、元AKB48北原里英(31)、そして、『season5』から向井と一緒にレギュラーキャストに就任した元乃木坂46深川麻衣(32)が出演。

 さらに、宮近演じる佐久間鑑識員が“海外研修を終えて、まだ部署が決まってない”という設定で再登場していた。

「キャスティング的に若い視聴層を意識してコア視聴率を狙っているのがうかがえます。ただ、その結果、他のレギュラーキャラの出番が減っていて不評を買っている部分もあり、かつあまり視聴率に影響していないというところもあります。

 そして何より、ドラマの内容以前に井ノ原さんに今、俳優、タレント以外のところで強い逆風が吹いていますからね……」(前出の制作会社関係者)