King&Prince平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が5月22日をもってグループから脱退した。平野と神宮寺は同日、ジャニーズ事務所からも退所。主演映画のPRを残す岸は9月30日をもって退所する。

 翌23日19時には、事務所に残留した永瀬廉(24)と高橋海人(24)が公式YouTubeチャンネルなどで生配信を行い、“新生キンプリ”の今後の活動についてファンに報告した。

 そんな中、物議を醸しているのが平野の“最後のブログ”だろう。

 22日の22時50分、平野はジャニーズ事務所公式モバイルサイト『Johnny‘s web』内のブログを更新。

「明日からKing&Princeじゃなくなると思うとめちゃくちゃ寂しいよなー ジャニーさんがデビューさせてくれた最後のグループだしね」とし「ジャニーさんごめんねー。目標届かなかった。ただできないといわれたら仕方がない。もし天国で会ったら怒られるんだろうなー笑」と、ジャニー喜多川氏(享年87)の名前を出し、「目標届かなかった」と綴ったのだ。

■海外進出に「厳しいと明言した事実はない」

 2022年11月、公式サイトでは平野、岸、神宮寺の退所理由を「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」と説明。

 ファンクラブ会員向け動画で平野は「あらためて自分の年齢と向き合ったときに、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえたうえで、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と話していた。

 2022年11月の『週刊文春』(文藝春秋)によると、ジャニー氏の悲願だった海外進出を実現しようと奔走していたのが平野、岸、神宮寺で、世界での活動について取り合ってくれない現社長の藤島ジュリー景子氏(56)に不満を持っていたという。

 ジュリー氏は、所属タレントのドラマや映画など、国内での仕事を重視しており、事務所に残留する永瀬と高橋も同じ考えだったとも報じられている。

 平野のブログを受け、5月24日配信の『東スポWeb』では、平野らに海外進出は厳しいことを伝えたという情報は事実か、とジャニーズ事務所に問い合わせたが、同社の回答は「海外進出に対して厳しいと明言した事実は一切ございません」というものだったという。