お笑い界でトップに君臨するダウンタウンの松本人志(59)。今年9月で還暦を迎えるが、『M-1グランプリ』を筆頭に多くの賞レースで審査員を務め、2016年からはお笑いドキュメンタリー番組『ドキュメンタル』シリーズ(Amazonプライムビデオ)を手がけたりと、いまだに最前線で活躍している。しかし最近、そんな笑いのカリスマを批判する声が目立つようになってきた。
「以前から“アンチ松本人志”として知られている、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(40)がまたもや噛みつきましたよね。2017年、松本さんを批判した挙句に謝罪を拒否。その後、中田さんがテレビから姿を消したこともありましたね。
そんな中田さんが、“松本人志が審査員をやりすぎている現状では、お笑い界が育たない”といった批判を最近行ない、非常に話題になっています」(芸能記者)
5月29日に中田は、自身のYouTubeチャンネルを更新。『【松本人志氏への提言】審査員という権力』という動画を投稿した。5月20日に放送された、松本がアンバサダーを務めた賞レース『THE SECOND』(フジテレビ系)の感想を話す際に、中田は松本について言及。
『M-1』は審査員のコメントに大きな注目が集まるため「松本さんが『もっと点数入っても良かったと思いますけどね』って言ったら、順位が低くてもものすごくフォーカスされたりする」としたり、『M-1』や『キングオブコント』(TBS系)など、数多くの番組で松本が審査員をしている件について、
「若手を審査する仕事めっちゃ多い。松本さんはあらゆる大会の顔役なんですよ。(中略)全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況」
「松本人志さん以外の価値観を持つ人たちにそのハンドルを渡す事でお笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作ることがお笑い界全体への貢献になる」
と指摘したのだ。この動画は、5月30日時点で102万再生を突破している。