福原遥(24)主演のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が、1月16日より第16週「母と私の挑戦」に突入した。ドラマは折り返し地点を過ぎたが、第14週「父の背中」ラストで高橋克典(58)演じる舞の父・浩太が急死。第16週では工場の経営を引き継ぐことを決意した舞が、永作博美(52)演じる母・めぐみと共に経営に四苦八苦する様子が主に描かれている。
舞はパイロットを目指して航空学校に通い、就職活動を経て「博多エアライン」という会社から内定をもらっていたが辞退。航空学校時代から交際していたSnow Manの目黒蓮(25)演じる柏木弘明は国際線のパイロットになる予定で、2人はお互い別々の道を歩むために別れることになった。
視聴者からは「舞と柏木くんはこんなにアッサリ別れちゃう?!」「柏木くんが舞ちゃんを振ったんではなく舞ちゃんの気持ちが自分には向いてないことを理解してて身を引いた感じだよね」「柏木との別れがアッサリすぎて、舞ちゃんが『別れた』って言ってから、待って待ってあれが最後??って録画巻き戻して見直したよね」と、困惑する声が上がっている。
ヒロイン・舞の柏木とのあっさりとした破局が、視聴者の間に波紋を広げているが、朝ドラ識者にはこの別れがどう映ったのか――。本サイトは、朝ドラに関する記事を多数執筆し、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)などの著書がある田幸和歌子氏に話を聞いた。
田幸氏は「柏木は、ヒロイン舞の相手役ではないだろうなと思っていました。なので、2人の破局にはあまり驚きませんでした」と口火を切った。いったいなぜなのだろうか。