■トレーナーを「飲み会要員」に……
そんな中、本サイトにはまた違った話が聞こえてくるのだ。広告代理店関係者が話す。
「『女性セブン』に証言しているのは歌舞伎関係者や舞台関係者が中心です。ただ、猿之助さんはそれ以外の業界の人にも、手を出そうとしていたといいます。
猿之助さんの自宅は東京・目黒区にありますが、そう遠くはない世田谷区の主要駅のストレッチ専門店に通っていたんです。そこにはお気に入りのトレーナー、いわゆる“先生”がいて、猿之助さんは彼を指名していた。
そして、世田谷の店舗で施術を受けていたのですが、その先生を気に入った猿之助さんは、彼のスケジュールをお金を払って押さえ、“遠征”をしてもらっていたそうです。それも、京都まで呼んで。京都公演などの際に“出張”で来てもらっていたということですね」
地方でもお気に入りのトレーナーからマッサージやストレッチの施術を受けていたということだが、そこまでは一流芸能人であればよく聞く話だ。
「歌舞伎俳優は体が資本ですからね。公演は長く続くし、自分の体を知り尽くしているトレーナーさんにメンテナンスをしてもらうのはよくあることでしょう。
ただ、猿之助さんの場合はそれだけではなかったんです。彼はそのトレーナーを地方公演後の飲み会にも参加させ、“飲み会要員”にさせていたというんです」(前同)
■歌舞伎界の外にもいた“お気に入り”
5月18日の『女性セブン』では、コロナ禍に猿之助が神奈川・鎌倉のホテルを貸し切って、内々のパーティーを開催していたと報じていた。
パーティーでは猿之助が参加者に「お風呂に入ったら」と勧めることもあり、酒に酔った猿之助と一緒に入浴することもあったという。さらには手を握ったりなどのボディタッチ、キスをするといったことが平然と行われていたとされる。
「その後、そのトレーナーは世田谷の店から独立し、より都心部に自分の店をオープンさせたんです。猿之助さんはその店に通うようになり、オープン時には花も出していたといいます。
歌舞伎界、芸能界の外でもいわゆる“お気に入り”を見つけ、普通ならやらないような交流をしていた、ということですね……」(同)
着々と警視庁による事件の捜査が進む猿之助だが、さらなる醜聞も表沙汰になっていくのかもしれない――。