■タレントは変わりつつあるが……
こうしたセクゾのMCは、
《風磨はこういうことぶっ込んでくれてファンの気持ち理解してくれるとこ本間ありがたい》
《セクゾなのに神宮寺の名前出てきて爆上がりしましたこれはほぼ推しと推しの共演です》
《勝利さんの「みんな友達」良かったなあ…ともだちだもんね…優勝も一生優勝だからね…》
と、好意的な声がSNSに多く寄せられている。
「2010年代後半ごろまで、退所したジャニーズについて触れるのは、どのグループも全体的にタブー視されているところがありましたよね。
SMAPが1996年に脱退した森且行さん(49)をネタにしたり、内輪の部分では許されている感じがあったものの、セクゾが他グループのメンバーについてガッツリ言及するのは“攻めているな”と感じられますし、時代が大きく変わりつつある感もしますよね。上層部はいろいろと荒れているジャニーズ事務所ですが、現役タレントは意識改革は進んでいっているのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)
ジャニーズ事務所は、創業家のジャニー喜多川氏(享年87)の加害疑惑が世間を騒がせ続けている。そして、現社長の藤島ジュリー景子氏は5月14日に“謝罪動画”を出すも、記者会見などは行わない方針でそれに対しては多くの厳しい声が飛んでおり、いまだに騒動が収束する気配はない。
「とはいえ、現役タレントの意識は大きく変わってきているのでしょう。5月22日で神宮寺さん、平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)の3人が一斉に脱退して事務所からも退所(岸のみ秋退所)したキンプリがいい例ですが、メンバー間の関係性が良好でも、道を違えるグループも珍しくなくなりつつある。
そういう“辞めジャニ”を黒歴史化して触れないのは現実的ではないし、若手タレントたちにはそうした“元ジャニーズ”への負の感情もまったくないと思われます。平野さんたちが脱退した日も、多くのタレントがブログで応援のメッセージを投稿していましたよね」(前同)