■意味深な『Ⅲ』のシルエット
制作会社関係者が話す。
「『教場』は、来年公開予定の劇場版が控えているといいます。まさにドラマがクライマックスを迎えている5月から6月にかけて劇場版を撮影しているそうで、現時点で内容は不明です。もしかしたら森山さん演じる十崎との対決や、坂口さん演じる柳沢の活躍。そして、赤楚さんら新人刑事の集結などが描かれるのかもしれません。
ただ、連ドラで“続きは映画で!”という感じのラストは嫌がる人も多いですからね。ドラマだけでも話を完結させて、そのうえで”実はあの事件には裏があって……”という感じで劇場版に展開していくなら、もっと満足度の高い最終回になったかもしれませんね。そして、謎の”Ⅲ”はどうなることやら……」
今回の『教場0』のラストでは『教場Ⅲ』をほのめかす演出があったのだ。ラストシーンでタイトルロゴが出たのだが、『0』の背景にうっすらと『Ⅲ』の文字が潜んでいたのだ。
「『教場0』は本編が最終回を迎えましたが、翌週26日には2時間SPの『特別編』が控えています。新規ドラマを少し挟みつつ、これまでの事件を振り返っていく、総集編ですね。ここで『教場Ⅲ』の詳細が発表されるのかもしれませんが、これが映画とは別の特番なのか、はたまたレギュラー連ドラのシーズン2になるのか……そこは非常に気になりますね」(前同)
最終回で評価を落としてしまった感じの『教場0』。『教場Ⅲ』(仮)で、取り戻せるといいのだが――。