■横浜は「糸を自分でピンと張っていられる方」

 その『トッキュウジャー』で、“ヒカリ/トッキュウ4号”を演じていたのは横浜流星(26)。『トッキュウジャー』時代から空手の有段者としてアクション方面で期待されていた横浜だったが、年を追うごとにアクションのジャンルが広がっている。

 2020年公開の映画『きみの瞳が問いかけている』では役作りでキックボクシングを習得。《「キックボクサーになりませんか?」と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました》と、当時映画に協力したプロキックボクサーの炎出丸氏はコメントしていた。

 そして、8月25日公開の主演映画『春に散る』でボクサーを演じるにあたり、横浜はさらにレベルアップ。外見は胸板や腕が非常にたくましくなり、背中と肩の筋肉が肥大化。

 ルックスも精悍さと野性味を兼ね備えた、男臭さを感じさせるビジュアルへと変革を遂げた。外見だけでなく、実際にC級ライセンスを獲得し、プロボクサーの資格も得たのだから驚きだ。

※画像は横浜流星の公式インスタグラム『@ryuseiyokohama_official』より

 そんな横浜の強みも、やはり集中力の強さ。4月21日公開の映画『ヴィレッジ』で共演した黒木華(33)とHiHi Jets佐久間龍斗(20)は横浜について、

黒木「ずっと糸を自分でピンと張っていられる方でしたね」

佐久間「何時間もシリアスなシーンを撮っているけれど、終わるまで弱音を吐くこともなく、ずっとピシッとした顔をしていらっしゃるので、すごいなと思いました」

 と、それぞれ完成披露イベントにて絶賛している。