■志尊は入院、横浜は数字で苦労したことも
横浜は、2025年には大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』に主演することが発表されている。1年間のハードな現場。志尊と同じく『トッキュウジャー』で培われた集中力が生きるはずだ。
気づけば『トッキュウジャー』は来年で10周年を迎えるし、志尊も横浜も20代後半に。常に第一線で活躍してきただけに、多くの苦労もあった。
最近の話では、志尊は2021年に命に関わる可能性もある急性心筋炎で緊急入院している。入院中にあらゆる出来事の後悔に苛まれ、
「後悔しない、自分がそうだと思うことを本当にやっていこうと思いました」
「それまでとにかく休みなく働いて、みんなに見てもらうんだっていう意識が凄く強かったんですけど、それがなくなって、とにかく求めていただいている方々に全力で返したいという仕事選びに変わりました」
と、6月16日放送のNHK『あさイチ!』で人生観が変わったことを明かしている。
横浜の場合は、一時期は作品に恵まれず“低視聴率男”のイメージが定着しかけていた時期があった。こうした苦労も、2人は『トッキュウジャー』で学んだ「耐久心」で乗り越えてきたのだろう。
そして、今年になって志尊は、“かわいい系イケメン”からスーツを着こなす大人のイケメンに。横浜は、精悍さがさらに増し、体格も含めてより男っぽさを備えたイケメンへと変化を遂げたのだ。
まだまだ伸びしろは無限にある志尊と横浜。『トッキュウジャー』は無限の可能性を秘めた戦士たちの物語だったが、現実の志尊と横浜も、無限の可能性に恵まれているようだ――。