■2度目の激変でワイルド化
しかし、1年間駆け抜けたことで竹内は心身ともに大幅な成長を遂げ、顔つきも激変。
《今だから言えるけど、リアタイ時(初期)は主人公パッとしないな~と思ってた 1年後に""竹内涼真""になるから驚きですよ》
《初回の大根役者っぷりから最終回の1年前の俺とは違う!の台詞が役者の成長とキャラの成長とシンクロしてて凄かったなあ正直着せられてる感あったスーツが本当に似合う男になった》
と、多くのファンが絶賛していたのだ。
これについては竹内本人も「今、第1話を見たら、本当にどうしようもなくて」と、オーディションの時点でも他の参加者に比べて演技がダメダメだったことを認めたうえ、
「仮面ライダーのファンって人たちは、僕を一緒に育てて持ち上げてくれるんですよ。だから、僕も一緒に成長していく感じで。第1話と最終話で、ぜんぜん別人みたいになってる」
と、2021年4月放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)で語っている。
そして、2度目の「激変」は、2020年前後に訪れた。『ドライブ』終了後も作品に恵まれ「国民の彼氏」と評されていた竹内だったが、30代を見据えて「これからは説得力がないといけない」と、本格的な筋トレを決意。2021年放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)によると、記憶が飛ぶほど追い込むとのことだ。
さらに、同年にスタートしたドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)の役づくりで、金髪と無精ひげにイメチェンし、ワイルド路線へと舵を切った。