4月28日からゴールデン進出を果たした、Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)。Snow Manの9人が体を張ったミッションに挑戦するバラエティ番組だが、実はここにきて視聴率の苦戦が始まっているという――。

 制作会社関係者は話す。

「世帯視聴率もそうですが、現在、テレビ各局が最重視している13~49歳の個人視聴率・コア視聴率が厳しくなってきています。4月28日のゴールデン進出の初回はコア視聴率3.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でその後も3%台後半を記録したこともあったのですが、直近の6月16日放送回のコア視聴率が2.1%となってしまった。

 この日は、テレビ朝日の『ミュージックステーション』が2時間SPだったのを筆頭にいつも以上に裏で人気番組が並んでいたのも影響しているかもしれませんが、目に見えて数字を落としてしまっていますね……」

 同日の20時台――『それスノ』の裏で放送していた裏番組のコア視聴率は以下だったという。

・日本テレビ系『沸騰ワード10(コストコ特集)』  3.7%

・テレビ朝日系『ミュージックステーション2時間SP』  4.7%

・フジテレビ系『ウワサのお客さま(ディズニーランド・コストコ特集)』  3.0%

『それスノ』の2.1%が、同時間帯、民放主要キー局で最下位となってしまっているのが分かる。

 加えて、16日は放送していなかったが、テレ朝は毎週金曜20時から『マツコ&有吉かりそめ天国』を放送している。大人気タレントの有吉弘行(49)とマツコ・デラックス(50)による人気番組のため、こちらも強大な壁となっていることだろう。

「6月16日放送の『それスノ』ですが、内容に関してはハッキリ言って特別に悪いところはありませんでした。

 この日の企画は、“人気アイドルとしての肩書きを持ったまま別の職についたら給料はどれほどになるのか?”を検証する『それSnow Manだとおいくらですか?』でしたが、担当がメンバーでも特にバラエティに強い向井康二さん(29)と佐久間大介さん(30)だったこともあり、笑いも感動も撮れ高バツグンでしたからね」(前同)