■“ファン以外”の視聴者を確保できていない?
向井は、キッチンカーでバインミーを2時間でどれだけ売れるのかを検証。
メガホン片手に売り込みをかけ、全力でダイアンの津田篤宏(47)のネタ「スーを差し上げます!」を披露したりトークスキルを武器にノルマクリア。
佐久間は、大人気サーカス団『ドリームサーカス』にて、サーカスの華・空中ブランコに初挑戦。手の皮も握力もボロボロになりながら本番で成功を収めた姿に、スタジオと現場は感動の拍手に包まれた。
面白い内容なのに、なぜ数字が取れないのか――。
「1つは、やはり『かりそめ天国』や『沸騰ワード』など、強力な裏番組が存在することですよね。そして、もう1つはファン以外の浸透度がまだ低くて、SnowManファン以外が見ていない可能性が高いことですね。これに関しては、Snow Manというグループしては一般知名度はあるものの、メンバー9人の存在感、メンバー各々の認知度がファン以外にはまだ足りていない部分があるのかもしれません。
だからこそまずは、すでに一般層にもリーチできているメンバーがグループをけん引していく必要があるかもですね。これは、Snow Manのメンバーも意識しているのが感じられます」(前出の制作会社関係者)
2022年後半から “令和のキムタク”として人気急上昇中の目黒蓮(26)と、パリコレデビューも果たしたラウール(20)。グループでも特に若い2人の人気が上昇し始めたのをチャンスと見たのか、“めめラウ(目黒とラウール)とバラエティ担当のその他”のようなグループ間格差を自虐ネタにすることで、トークを盛り上げる機会が増えた。
目黒は『それスノ』と同じTBSで初の単独主演連ドラ『トリリオンゲーム』が7月から始まるので、ますますこの流れは加速していくと思われる。純粋に役者・目黒蓮としての知名度も上がることだろう。