6月22日、松坂桃李(34)主演、宮藤官九郎氏(52)と大石静氏(71)が脚本を手がけるNetflixの連続ドラマ『離婚しようよ』が配信された。

 いかにも“クドカン”な作風や松坂の妻役の仲里依紗(33)の迫真の演技など、見どころは多いが、ひときわ注目を集めているのは、元ジャニーズ俳優だという。

「2019年にジャニーズ事務所から独立した、元関ジャニ∞錦戸亮さん(38)がもの凄い人気ぶりなんです。ツイッターで“離婚しようよ”とタイトルだけで検索すると、出てくる感想の9割以上は錦戸さんに関する話題ばかりですね」(女性誌編集者)

『離婚しようよ』は、女性にだらしなく、知性の足りない温室育ちの三世議員・東海林大志(松坂)と、その妻で連ドラ『巫女ちゃん』で大ブレイクした女優・黒澤ゆい(仲)ら夫婦が離婚するまでを描く物語。

※ここから先、『離婚しようよ』のネタバレを含みます。

「第1話時点で大志が女子アナ(織田梨沙)と不倫したのが理由で、夫婦仲は冷え切っています。夫婦ともに仕事上の都合で離婚できない状態が続いていて、おしどり夫婦の生配信などで人気を稼ぐけど、配信時以外は目を合わせないくらいにこじれきっている。

 しかし、とある出来事がきっかけで一致団結。多くの壁を乗り越えて離婚へと突き進むホームコメディです」(前同)

 そんな『離婚しようよ』で錦戸が演じたのは、色気ダダ漏れの自称アーティストの加納恭二。アーティストを名乗ってはいるが、実質ただのパチンコ好きの無職であり、

「(働いて)ないよ。息してるだけ。どうでもいいじゃんそんなこと。今見えてる月とか、今見えてるゆいの横顔とかがすべてだよ」

 などと堂々と言い放つキャラクターだ。劇中では二重の意味で「“パチ”アーティスト」と呼ばれることもあった。夫婦仲が冷めきっているゆいは、偶然出会った恭二に徐々に惹かれ、最終的にダブル不倫状態へと陥ってしまうのだ。