「後悔するぞ! 何の身分もない、保証もない、小学校も出てない虫けらが何を言っても無駄だ! お前は私にすがるしかない!」
朝からそんな酷すぎるパワーワードが飛び出したのは、神木隆之介(30)主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』の第68回(7月5日放送)だ。要潤(42)演じる田邊教授が、主人公である万太郎(神木)に対して言い放った暴言である。
「万太郎を丸め込んで、田邊教授にとって都合のいいプラントハンターにしようとしたのが失敗した。それを受けてのこの暴言です。以前から不穏な発言を続けていた田邊教授がついに“本性”を現したんですね。同回では別シーンで田邊教授も苦労していること、根っからの悪人ではないことを示唆する描写もあったものの、さすがに“虫けら”は最低の発言ですよね……ドン引きした視聴者も多いようです」(テレビ誌ライター)
田邊教授の虫けら発言については、
《田邊教授、万太郎を認める一方で、同時に蔑んでもいたのが露呈するの、なんというか、どうにもならない感情を教授自身も持て余してるようで》
《万太郎偉い子…!ちゃんと「自分が見つけた」「大好きだから誰にも渡したくない」と…大学に出入りを許してもらった御恩は忘れてはいない、それは植物学のために一身に働くことで返す…万太郎なりに筋は通しているのだけれど、そんな万太郎に教授ときたら「虫けら」って…》
《虫けらと言ったその教授を普請場に放りこんでやりたい。北海道開拓で安い賃金で働く労働者のことを心に刻んでいる旧友祐一郎(演:中村蒼)。このように明治の世相を描いているところがいい》
といった声がSNSに寄せられている。