7月も終わろうとしているなか、第1話が出揃った今年の7月クールの夏ドラマ。現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を最重要視しているが、今年は例年の夏ドラマに比べてコア視聴率に“異変”が生じているという――。

 今回は、注目ドラマの第1話のコア視聴率を中心に、話題作を徹底分析する!(#1、2のうち1)

■堺雅人主演『VIVANT』(TBS系)

 第1話(7月16日放送)のコア視聴率 5.1%

 まず、放送前もっとも注目を集めていた夏ドラマである『VIVANT』だ。

 本作は堺雅人(49)、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)役所広司(67)といった、映画、連続主演クラスの豪華俳優陣が大結集。『半沢直樹』をはじめ、数多くの大ヒットドラマを手掛けてきたTBSの福澤克雄氏による原作・監督のオリジナルストーリーだ。

「舞台となる架空の国“バルカ共和国”でのシーンを描くために行なわれた大規模なモンゴルロケ、謎が謎を呼ぶシナリオ、国際色豊かなキャスト。まるでハリウッド映画のようだともっぱらです。第1話は世帯視聴率11.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と、事前のあまりに大きな期待に応えるほどの高い数字ではありませんでしたが、コア視聴率は5.1%を記録今、テレビ局がターゲットとしている若い視聴層の数字はしっかりと確保できています。

 また、公式は第3話(7月30日放送)以降の展開に自信があるらしく、“遂に、本当の冒険物語が幕を開ける”と銘打ったスペシャルムービーを公式YouTubeチャンネルに投稿しています」(ドラマ制作会社関係者=以下同)

 日本のタブーとも言える“自衛隊の別班”の話や、物語のきっかけとなった“1億ドル誤送金事件”の真犯人を探す展開は『半澤直樹』のような企業ドラマの雰囲気になることが期待されており、今後ますます目が離せないドラマである。