■『トリリオンゲーム』急落は“TBSも想定内”!?

 また、登場人物の多くが善良に見える一方で裏がありそうな描写もあり、

《ハヤブサ消防団想像以上に面白い…続き気になる》
《最初は田舎に癒されていく作家の物語かと思ったら…何これミステリー?サスペンス?ホラー!?ガンニバル!?続きが気になる系のドラマ増やしたくないけど…観る!これ!》
《ハヤブサ消防団思ってた感じと違ってめちゃくちゃ面白い!続きが気になる。みんな怪しく見えて困る》

 というアツい声が、SNSにも多く寄せられている。

■Snow Man目黒蓮主演『トリリオンゲーム』(TBS系)

 第1話(7月14日放送)のコア視聴率 3.6%

『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載中の同名漫画を原作とするのが『トリリオンゲーム』。“世界一のワガママ男・ハル”が成り上がっていくビジネスドラマで、Snow Man目黒蓮(26)にとっては、初の連ドラ主演作でもある。

「Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』の放送直後の枠であることも、視聴率アップに貢献したでしょう、コア視聴率3.6%と上々のスタートを切りました。昨年10月クールの『silent』(フジテレビ系)で“令和のキムタク”として話題を集めた目黒さんですが、従来の温厚で誠実なイメージとは真逆の豪快なハルを好演していて、評判は上々。良いスタートダッシュを切ることに成功しましたね」

 第1話は世帯視聴率も7.4%と好成績だったが、第2話(21日放送)が世帯5.6%、コア2.2%と大きく数字を落としてしまっていた。《面白いのに視聴率が伸びてない》と嘆く声もあるが、これについて「やむを得ない理由があるんです」と、前出の制作会社関係者は話す。

「21日の夜は、『トリリオンゲーム』の裏、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)でスタジオジブリの『もののけ姫』が放送されていた。これが世帯視聴率12.6%、コア視聴率8.6%というとんでもない数字を叩き出していて、『トリリオンゲーム』に限らず他局はとても太刀打ちできなかったんです。

 コア視聴率は普通、日曜日の大人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を除けば、基本的に6%を超えることはありませんからね。TBSの制作サイドも、『トリリオンゲーム』の第2話の視聴率が伸びないことは想定していたはずです。『もののけ姫』は強すぎますよ」