■今年の夏ドラマに起きている異変とは

『トリリオンゲーム』はシナリオや、目黒以外も相棒役の佐野勇斗(25)、ヒロイン兼ライバル役の今田美桜(26)、後輩役の福本莉子(22)に、ベテラン枠の吉川晃司(57)、それぞれ魅力的な役者が濃いキャラを演じていることもあり、第3話以降は盛り返すと思われる。

「役者・目黒蓮」も従来の役の殻を破り覚醒した、と第2話の時点で高評価されており、

《役者としての新境地開拓してますね楽しみ過ぎます》
《なんか軽やかな目黒蓮て初めて見るな、こんな喋りまくるやつ。んでやっぱ主演男子の背がデカいのいいね映える》
《花男後 潤(松本潤)はスマイル等 小栗くん(小栗旬)はボンビーメン等で役者としての幅を見せためめもsilentから1年も経たずしてトリリオンゲーム…せっかくできあがったイメージ しばらくは壊さずという選択もあったはずだけどやはり勝算があったんだな》

 という声が、多く寄せられている。

「本来、夏は行楽シーズンのためみんな外に遊びに行って家におらず、夏ドラマは冬ドラマに比べると全体的に数字が低くなると言われています。しかし、今年は『VIVANT』を筆頭にコア視聴率が高い作品がいくつもあります。

『VIVANT』が良い例ですが、役者にこれまでと違うイメージの役をやらせた『トリリオンゲーム』や、テレ朝ドラマの王道である『相棒』や『ドクターX』と違って連続性のあるストーリー構成の『ハヤブサ消防団』など、今期は挑戦的、意欲的な作品が多い。

 現状、コア視聴率では『VIVANT』の独走状態ですが、それに負けず劣らずポテンシャルを秘めた作品が多い印象を受けます。暑すぎる今年の夏は、家にいて面白いドラマを見よう、そういう人も多そうですよね」

『VIVANT』一強のように見えて、他ドラマも評価を高めている今年の夏ドラマ。これから本格的な夏休みシーズンに突入していく。過去を含めて最強と言えそうな『VIVANT』を倒す作品は出てくるか!?